【第27次隊】南相馬牛越仮設でのヘアカット&コーヒーサロン。側溝泥出し・草引き

第27次隊 9月2日早朝、名古屋西本部を「ヴェルファイア」と「トヨエース」で男性隊員6名、女性隊員1名にて出発。

また、名古屋から女性隊員1名が飛行機にて仙台へ向かい、北からも男性1名が同じく仙台へ飛行機で向かっていた。

どちらも南相馬の拠点に夕刻に集合。

亘理町の鴫原さんには、飛行機部隊を空港まで迎えに来て頂き、更に南相馬まで送り届けて下さいました。多謝。

翌3日から始まる活動に向け、英気を養うべく、まずは夕食。

そして入浴。

心静かに就寝。

3日。

牛越仮設住宅第4自治会集会所にて、女性隊員はこの度のメインイベント、コーヒーとパン・ケーキのサービスが始まる。

男性隊員は仮設敷地内の側溝泥出し・草引き

午後、大津兄妹が合流し、もう一つのメインイベント「大津八栄美容室」の開店。

女性隊員の青山さん・大津さん・倉本さんの3人は、持ち前のひまわりのような笑顔と愛想で、仮設の方々へサービス。

ある方の「AKBか?」という少々過剰なリップサービスにも気を良くし、この度の名古屋西の出動に対してまったく面目を保ってくれた女子隊員の活躍に繋がっていくのでありました

とある方曰く「むさ苦しい男たち」隊員も、一連の作業終了後には、仮設集会所に集まり皆さんとお話をさせていただきました。

行くたびに感じることですが、私達には決して分かり得ない皆さんの、複雑な心持ちに胸が痛む思いです。

4日。
この日は会場を第2区自治会集会所に移して、前日と同じ活動をさせていただきました。

午前中はあいにくの雨になり、「むさ苦しい」男性隊員の予定していた草刈り・伐採は中止になりましたが、ある方のお世話取りで「浪江町請戸地区」に行ってきました。

草も伸び放題で普通の原っぱに見える場所も、実は家屋がびっちりと並んでいたところで、瓦礫も片付いているようには見えますが結局は何も手がついていない状態だということを聞かせてもらいました。

ガイガーカウンターによる放射線量はごく普通で、なんともやりきれない気持ちになります。

その間にも我が「AKB」は鋭意活躍を続け、多くの方に喜んで頂きました。
お礼に手作りの手毬を頂きました。(^O^)

夕方、作業終了後に拠点で食事をしたあと、大津兄妹は帰宅の途に付きました。
ゆっくり休む間もなくの「美容室」本当にご苦労様でした。
美容院は1日半で26人カットしました。
そして初参加のお兄さんには、是非またの参加をよろしくお願いします。

機械を使わない出動は珍しく(初めてか?)何となく男性隊員は物足りなさを感じましたが、今隊は女性隊員の活躍のお陰で違う形での活動が出来たと思っています。
(せめて多少は…ということで、おばちゃんの自転車にコンプレッサーで空気を入れさせてもらいました(;・∀・))

5日。
震災から2年半が経ちました。
大勢の方の直接的あるいは間接的な活動により多くの日本人の中に、自らも関わりを持ちたいという気持ちが芽生えたと思います。
我々もまた同じであり、震災の月から東北に入り始めましたがその当時は息が詰まるような状況でありました。
笑うことも不謹慎のような気さえしたことも事実であります。
多くの地域は不自由な生活を余儀なくされているとはいえ、以前のような生活を取り戻したいと日々を送っている姿を見て、ボランティアではなくても東北に多くの人が訪ねてくるのを待っていることを知りました。
以前から思っていたことではありましたが、今隊はそうした思いから(有)渡辺自動車様のご好意により、27回目の出動で初めて松島観光を致しました。
途中、閖上地区を訪問。

松島に到着後は「嵯峨渓遊覧」にて、「裏松島」を案内してもらいました。
「嵯峨渓遊覧」は松島の漁師グループが営んでいる小型漁船のグループです。
遊覧船とは違う体験を味わえます。

その後「大高森山」に登り、爽やかな汗を流し松島の景色を見下ろしました。

さらにここで「AKB」メンバーの青山さんが帰路へ。
是非機会を見つけてまた東北を訪ねてみたいと、12月の参加を希望してくれています。

宿泊した「大高森観光ホテル」は海岸に隣接しており津波によって被災しましたが、早々に営業再開し、ボランティア等の宿泊をサポートしてきたホテルで「松島に泊まるならば是非ここを!」とオススメ頂いたホテルです。
このホテルは西田敏行主演映画「星守る犬」のロケ地としても有名なんです。
魚づくしの料理に舌鼓を打っていたら、今回この宿を紹介してくれた高橋伸実さんがわざわざ訪ねて下さり、震災時の様子から現在の活動に至るまでの話をして下さいました。

一晩ゆっくりとさせてもらい、6日それぞれが飛行機・フェリーにて帰路につきました。

斎藤先生・佐藤自治会長には特にお骨折りを頂き、誠に有難うございました。
「むさ苦しい」男性隊員は是非リベンジを誓って、次隊の活動に繋げていきたいと思います。
今後共ご指導の程、よろしくお願いします。

そして、仮設の皆さんにはお元気でまたお会いすることを楽しみにしております。 有難うございました。

延べ22名