【第25次隊】南相馬市にて炊き出し&サロン

当初は「亘理町にて牛小屋解体の作業をします」というアナウンスで作業の予定だったのですが、初参加者と婦人さん方の参加希望の声が多くありましたので、「炊き出しに変更できないかなぁ」と隊長に相談しました。

昨年4月より「炊き出し」については赤い羽根の支援は頂けなくなり、加えて今年4月からは災害派遣等従事車両の高速道路料金の免除の措置も打ち切られ、費用捻出をいかにするか… が課題となりました。初の試みとして炊き出し協賛を一口1万円で募集してみました所、参加メンバーではない方々(3口:渡辺正輝 様・伊藤芳正 様  1口:平岩正親 様・門脇幸代 様)からお心よせ頂き、お野菜・果物に関しましては今回もまた平岩商店様に全てご提供いただき、併せて参加メンバーからも心よせを頂き炊き出しが出来る運びとなりました。感謝と共に必ず皆さんのお心を届けさせてもらいます。と誓う。

初参加は、杉野英誠さん・長坂文弘さん・柴山るみさん(他に3名の初参加希望者がありましたがそれぞれ都合が悪くなり不参加になってしまいました)。名古屋西のメンバー&常連さん10名と併せて合計13名は、4月29日午前7時15分レスキュー名古屋西本部を出発。GWにも関わりませず、いつものコースでいつもの時間には無事南相馬の拠点に到着。お出迎え下さったのは管理人の野村さんと「あっ どもども… 」の大元さんでした。右手にはしっかり“ミニ五郎”。翌日は炊き出しのお手伝いにお越し下さいました。

午前中は焼きそば・ネギ間をそれぞれいつもの持ち場で手際よく調理してくださり、初参加の皆さんも良く気がつきテキパキ動いて下さったお陰で段取りよくパック詰めできました。

両日ともそれぞれの仮設住宅にお住まいの皆様に豚汁のしこみから配布までお手伝い頂いて、お母さん方から種々とお話しを聞かせてもらい、また、早朝に初参加の面々は、立ち入り禁止が解除された地域の様子も見学に行き、改めて原発事故被害の今とその避難生活の大変さを肌で感じたそうです。

同時にサロンも開設し、珈琲スペシャリストの佐伯氏の代役として私が珈琲を入れたのですが… 残念な結果でした。が、一緒にお出ししたパウンドケーキは好評でした。これは東北までは行けないけれどせめて… とパウンドケーキの材料代を降幡めぶき 様(長野県)がご寄付くださり、セントレア近隣の方々が28日に一日掛かりで20本焼き上げてくれたモノで、このケーキのお陰で代役のダメダメ珈琲でもサロンが成り立ちました。感謝。

ちなみにケーキの次に人気だったのは “抹茶オーレ” でした。 佐伯様 次回のサロンでは美味しい珈琲を… お願いします。

今回はGWでフェリーが利用できず、久しぶりに帰路も陸でしたので飯舘を通って戻ったのですが、朝、子供達が胸に累積線量計をぶら下げて登校する姿に、怒り、悲しみ … 言い表せない沢山の感情が湧いてきました。 今どうしたら良いのか? 自分に何かできるのか? 何度も考えた。
が分からない。

炊き出しにしても、震災直後の炊き出しと今の炊き出しとは全く意味が違う。今は必要な事では無いのかも知れない。しかし、今、本当に望まれている事、必要とされている事には誰も応えられないのも現実。

私達は色々なご縁を得てこれまで種々な活動をしてきました。遠くから被災地の方々のことを心配する人の心を届け、現地で感じられた事を胸に地元で出会う方々に伝え、そして次の出動につなげ… と回を重ねてきました。しかし、本当に双方の皆さんに喜んで貰えたのかどうか それも分からない。

共同募金会のサポートも頂けなくなり、今後どれだけ続けられるか  それも分からない。

只、今後も与わってくるであろう「ご縁」に応える活動を一回でも多く行いたい。力まず淡々と… という気持ちに変わりはない。それが追い風になれば幸いです。