今隊は、前回に引き続き「塩害による立ち枯れ木の伐採及び片付け」と「拠点家屋の片付け・復旧」を予定していたのですが、台風17号の影響を受け実動3日間とも雨となってしまった為、屋外作業は中止とし「拠点家屋の片付け、復旧と清掃」にしぼって作業させて頂きました。
このお宅は私たちが片付け復旧・清掃完了次第、山元ボランティアセンターを通してボランティアさんの宿泊拠点として利用させて頂ける予定となっております。
作業内容は、前回やり残した部分のボード撤去と張り、洗面所及び台所周りの復旧、そしてガラスとサッシ周りの徹底した掃除。
そして二部屋のフローリング張り(残念ながら下張りまでしか出来なかった)。







やりたい事が多くて…全部は無理でした…。
必ずや次隊にて完了させてみせます。
5日、仙台へ向かう途中「名取市閖上地区」に寄りました。
そこは二千数百世帯・七千数百名が暮らしていた町ですがその殆どが津波にのまれ、人口の約1割700名を超す方が亡くなった地区です。
この地区を一望できる「日和山富士主姫神社」に上がり、甚大な被害を見させて頂いていた時、作業服姿の30代の男性から「ボランティアの方ですか?」と声をかけられました。
その方の自宅は神社のすぐ近くでもちろん家も流され、数え切れないほどの友人知人を失っておられました。
当時の状況ややるせない思い、そして今抱えている悩みや問題を聞かせて下さいました。
その方が言われた事。
「人間はどんだけ立派な防波堤や頑丈な家を造ってみても、蓄えや備えをどんだけしたところでこの通りこんな状態になっちゃうんですよね。自然には絶対勝てないんですよね。そんなものより、人にとって一番大事なのは心のつながり・絆だと私は思った!あんな状況(被災後)の中、お互い死なずに生き延びられたのは、心のつながりがあったからなんです。絆さえあれば人は死ぬ事はないんだとわかりました」
と仰っていました。
ほんと重い言葉です。
彼の「ボランティアに来てくれて本当に感謝しています」という言葉を聞かせてもらい、私たちは作業や炊き出しという形を通して「心をつなぎに来ているんだ」という事を改めて感じさせてもらいました。
(実動三日間:延べ21名)


